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「約束の地から」
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桜井の八畳間物色行為の客観的事実との不一致
 これからしばらく、変遷を繰り返した末の最終的な自白(検察官調書)に関する問題点を扱っていきます。
 今回は、「自白の客観的事実との不一致」を扱います。そもそもこの事件、自白しか証拠がないから、どのような切り口で書いても客観的事実と不一致してしまうのですが、そういう突っ込みは止めにして、今回は、自白の客観的事実との不一致の、桜井の八畳間物色行為について書きます。
 
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検証調書添付被害者宅見取図
↑クリックで大きな図面が出ます。

 過去記事、カテゴリー「自白の変遷」でも書いたように、二人の自白は変遷著しく、「何を、どう」したのかつかむのも難しいのですが、最終的には検察官調書において桜井さんは、八畳間物色行為について、
自分は机の引き出しを探し出した。真ん中の横幅の広い引き出しに茶色の皮の財布があって、開けたら何かが足元に落ちた。ばら銭だったとぼんやり覚えている。机の左の二つに積み重ねたロッカーの、上のロッカーには金はなかった。下のロッカーの書類の間に、千円札ばかりがむき出しで何枚かあった。数えもしないでズボンのポケットに入れた。
という内容の自白をしています。
 ここで見ていただきたいのが、Tさんの死体が発見された当日に撮られた下の二枚の検証調書添付写真です。

 
 
 写真を見れば分かるように、ロッカーの扉は閉まっていて、布団が扉にくっついていて、布団の上に封書が数枚落ちていて、そのうち一枚は扉に寄りかかるようになっています。これが客観的事実です。
 この事実に照らすと、ロッカーの扉の前の布団を動かさずに扉を開けることは困難だし、仮に布団を動かさずに開けたとしても、扉が開くのに伴って布団も動くはず。また一度開けた扉を閉めたとき、布団を人為的に動かさなければ、写真のような状態にはならないのに、桜井自白のどこを読んでも、このことについての供述がない。
 むしろ上記事実に照らすと、真犯人は、下のロッカーを物色した後に扉を閉めて布団をその前に置き、それから上のロッカーや机の引き出しを物色し、封書やバラ銭を布団の上に落としたと考える方が自然と言え、桜井自白のこの部分は、客観的事実と矛盾する可能性が極めて高い。


最終的な自白に関する問題点 | 08:55 comments(0) | trackbacks(0) |メールはこちら
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