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供述内容の不自然性及び体験供述性の欠如 ∋狢里旅作部分
 供述内容の不自然性及び体験供述性の欠如の二回目です。昨年9月に水戸地裁土浦支部が出した再審開始決定書には、変遷を繰り返した末の最終的自白(検察官調書)には、真犯人であれば当然説明されてしかるべきことが説明されていないなど、不自然・不合理な点が多々存在するとして、具体的には以下の五つについて言及しています。

“畳間の床板の状態に関する説明部分 
∋狢里旅作部分 
J色行為部分 
ぅラス戸工作部分 
ナ惱蠅旅作部分

 今回は「∋狢里旅作部分」を見てみます。

星  星  星  星  星  星  星

死体の工作に関する最終的な自白は下記の通りです。
12月19日桜井自白
自分はTさんの足を持ち、杉山は体の方を持ったけれども、持ち上がらなかったから布団をかぶせた。だからTさんの体を動かしたのは事実だが、体の向きまでは覚えていない。布団を掛けたのは事実だが、毛布を掛けたかどうかは覚えていない。
12月13日杉山自白
桜井が「寝てたようにしておくか」と言い出して、部屋に敷いてあった布団を取りに行って、毛布をTさんのすぐ脇にいた桜井にぶん投げてから、今度は二人で敷布団なんかをTさんの上にかけた。

↓弁護団実験用に再現された被害者宅(写真・真理子)


再審開始決定書(水戸地裁土浦支部)の判断
↓ ↓ ↓

 本件自白によれば、桜井さん杉山さんがTさんの死体に布団を掛けるなどをしたのは、就寝中に誰かに襲われたと思わせるための偽装工作ということになっていますが、Tさんはシャツとズボンを着て靴下を履いていたし、ズボンのポケットにはゆであずき缶が入っていました。このような状態のTさんに布団をかけたところで、就寝中を襲われたように見せかける偽装工作になるとは思えないし、しかもTさんにかけられた敷布団は、Tさんの腰のあたりに無造作に置かれていたにすぎないとなれば尚更です。
 ただ変遷を繰り返した末の最終的な検察官調書では就寝中を襲われたように見せかける偽装工作となっているものの、初期の自白では、「Tさんに見られているよう気がしてイヤなので」「死んだ人間の顔を見ながら金を探すのがイヤだから」などを、Tさんに布団をかけた理由にしている部分もありますが、体の左側を下にして横向きに倒れていたTさんの顔を隠していたのは、右肩に背後からかけてあった白い開襟シャツであって、「Tさんに見られているよう気がしてイヤなので」「死んだ人間の顔を見ながら金を探すのがイヤだから」が、死体の工作の理由なら、白いシャツについての供述があってしかるべきであるのに、そうなっていないのは不自然と言うしかありません。
 また体にかけられた敷布団以外にも、Tさんの死体の周辺には、白いシャツやお菓子の入った缶や缶の蓋や蚊帳などがあるのに、敷布団以外について一切の供述がないのは不自然・不合理である。


今回はここまでです。次回は「供述内容の不自然性及び体験供述性の欠如 J色行為」について書きます。


最終的な自白に関する問題点 | 03:24 comments(0) | trackbacks(0) |メールはこちら
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