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供述内容の不自然性及び体験供述性の欠如 J色行為部分
最終的な自白の、供述内容の不自然性及び体験供述性の欠如の三回目です。昨年9月に水戸地裁土浦支部が出した再審開始決定書には、変遷を繰り返した末の最終的自白(検察官調書)には、真犯人であれば当然説明されてしかるべきことが説明されていないなど、不自然・不合理な点が多々存在するとして、具体的には以下の五つについて言及しています。

“畳間の床板の状態に関する説明部分 
∋狢里旅作部分 
J色行為部分 
ぅラス戸工作部分 
ナ惱蠅旅作部分

 今回は「J色行為部分」を見てみます。

星  星  星  星  星  星  星

 物色行為に関する最終的な自白は下記のとおりです。
12月19日桜井自白
(板の間の玄関口に)大ロッカーが二つあって、どちらも取っ手をつかんで開けようとしましたが開かなかったので元の畳の部屋に戻りました。--中略--
机の引き出しから探し始め、袖の引き出しから開けて次々に見ましたが、ほとんど書類のようなものばかりで、真ん中の横幅の広い引き出しを開けたら茶色の皮のサイフがあって、開けたら何か足元に落ちた気がします。それがバラ銭ではなかったかとぼんやり覚えているのです。
そのサイフの脇あたりに5、6個紐でくくった鍵束を見つけたので、その鍵を持ってまず机の左手の二つ積み重ねた上のロッカーに鍵を一つ差し込んだら開かないので、二つ目の鍵を差し込んだらそれで開きました。中を見たらそこには金がなかったので、今度は下のロッカーを開けてみたら鍵なしですぐ開きました。上のロッカーには鍵は差し込んだまま扉は開けっ放しでした。--後略--
12月13日杉山自白
私は押入れのカーテンを右から左に開けたら中は二段になっていた。私は右側を探し、布団が重ねてあったが、それを引っ張り出さずに上から順にめくっていったら、下から二番目くらいの布団の間から、薄い新聞包みが出てきた。--後略--


再審開始決定書(水戸地裁土浦支部)の判断
↓ ↓ ↓


杉山自白によれば杉山は、押入れの布団を引っ張り出さずにめくったなどとしているが、押入れ前の床下は、左の検証調書添付写真のように、頂点が地面近くまでVの字に落ち込んでいたから、その足元は相当不安定であるはずなのに、この点について何ら供述がないのは不自然である。ちなみに最終的な検察官調書ばかりでなく、警察官調書においても同様である。

(↓弁護団実験用に再現された被害者宅)


 また桜井自白によれば桜井は、八畳間に戻り、まず机の引き出しだけを物色し、真ん中の横幅の広い引き出しからサイフと鍵束を見つけ、財布を開けたとき何かを足元に落とし、その後、鍵束を持って上のロッカーを開けたとなっているが、八畳間の机の上には、茶色の二つ折り皮サイフ・包装紙に包んである石鹸・腕時計の空き箱・ルピアン石鹸の空き箱・東京石鹸の空き箱が、この順序に
下から積み重ねてあったから、仮に桜井が一度開けたサイフを机の上に置いたとしても、それだけではこのような状態にならないのに、この点について何の説明もないのは不自然・不合理である。これは、最終的な検察官調書にとどまらず、変遷を繰り返している警察官調書においても同様である。




今回はここまでです。次回は「供述内容の不自然性及び体験供述性の欠如 ぅラス戸工作部分」について書きます。


最終的な自白に関する問題点 | 03:11 comments(0) | trackbacks(0) |メールはこちら
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